idea factory from newspaper 2003 11 30

ドル防衛(dollar-defense measures)
 いろいろな知恵を出し合って、ドル防衛を考える必要があります。
アメリカで商売をしている国は、非常に多い。
そのアメリカの経済が、おかしくなれば、他の国にも影響が大きい。
 アメリカの経済指標が急速な改善を示しているにもかかわらず、
ドル買いの勢いが鈍いのは、実に困ったことです。
 ともかく、ドル売りの材料を排除し、
世界中から、資金を集められるように、魅力ある国を作っていく必要があります。
 それには、何があるか。
今のところ、よいアイディアはないが、
とりあえず、考えられることは、以下のとおり。
「さらなる規制緩和」と「モラルの確立」。

宇宙開発(space exploitation)
 宇宙開発を推進する上で、
ロケットに頼る固定観念は、減らしていくべきでしょう。
 ロケットの大部分は、燃料です。
これでは、あまりに危険な乗り物で、宇宙に行く気がしない。
 たとえば、いくら自動車は安全だと言われても、
運転席以外は、ガソリン・タンクだったら、どうしますか。
とても、そんな自動車には、乗れないでしょう。
しかし、ロケットは、そうなっています。
 そろそろ、発想の転換をすべきです。

奇策(sudden offensive)
 歴史書と言うと、堅いイメージで、あまり、読む気がしない人も多いでしょう。
しかし、最近は、いろいろな角度から、歴史を検証し、
楽しく読める歴史書が発売されています。
一度、本屋で、そういう歴史書を探してみることも、楽しいでしょう。
コンビニエンスストアでも、おもしろい歴史書が売られていました。
 学校の歴史の授業は退屈したかもしれませんが、
最近の歴史書は、退屈しません。
 戦国時代の英雄である織田信長と言うと、
奇襲攻撃のイメージが強いですが、
実は、奇襲攻撃をしたのは、「桶狭間の戦い」だけで、
他の戦いでは、実に、手堅い、合理的な戦法で勝っています。
 要するに、奇襲攻撃は、何回も使えるわけではなく、
10回に1回程度です。
残り、9回は、正攻法で、戦うべきです。